児童養護施設

精舎児童学園

お知らせ

カテゴリー別に見る

年別に見る

国際交流

マレーシア国際交流 2

ペナンIMG_4413.jpg

渡航前の学習会も本日無事に終わりました。毎年引率する経験豊富なアドバイザースタッフの楽しい話に、徐々に緊張もほぐれ、メンバー同士の会話も聞こえるようになりました。私自身、初めてのマレーシア体験の旅ということもあり、今からドキドキワクワクで胸がいっぱいです。子どもたちの学びをサポートしつつ、今回参加していない高校生や職員にたくさんの思い出話ができるように、しっかり体験し、実りある旅となるようにスタッフ一同気を引き締めて引率したいと思います。 横山





参加する高校生の事前レポート「体験の旅に期待する事」を紹介します


私は、マレーシア(海外自体)に行ったことがありません。飛行機にも乗ったことがありません。「多分一生海外に行くことなどないだろう」と考えていました。しかし、青年国際交流プログラムをやってみないかと誘っていただき、初めて生で海外に行くことができます。貴重な経験をありがとうございます。五感を研ぎ澄まし、マレーシアで得たものを是非、日常生活の中で活用していきたいと思います。
 まず、私が楽しみにしていることは六個あります。まず一つ目は、セントジョセフホームの見学です。私達が暮らしている生活と、どのような所が共通しているのか、又、セントジョセフホームならではの生活を見てみたいからです。二つ目は、ステッピングストーンのワーク学習です。私の家族に、聴覚に障がいを患わせている(補聴器使用)人と、自閉症を患わせている人がいます。私は家族として関わってきましたし、"障がい"という壁もなく、大切な家族だと感じています。しかし周りの人の中では、"障がい者"を馬鹿にする人もいるのです。エゴだと思われがちですが、私はもっと理解を深めるために、障がいを患わせている方々と交流をしたいのです。周りで障がいを患わせている方を馬鹿にしている人たちは、その人の生活、行動、何が好きで何が嫌いか、何をすれば喜んで頂けるのか、どのような特徴があるのか...。他にも色々ありますが、それらを見ず知らずで、行動、見た目がきになるから"障害者"とひと括りにして馬鹿にし始めます。話がだいぶ逸れますが、ある日友人と一緒に歩いていると、目の前から障がいを持った人が歩いて来ました。その方を避けるように友人達は歩いていました。身近な人が、そのような事をするのを見てショックでした。その友人達は、私の家族を見たらそのように避けて歩くことでしょう。私はこのように日常的に当たり前になっている行動を少しずつ無くしたい...。と考えました。今回のプロジェクトの一環で、知的障がい者の方とふれあえる時間をいただけました。なので私は、この機会を有効に使いたいのです。知的障がいといっても、様々な種類もありますし、特徴もあります。是非私は、ステッピングストーンのワーク学習に力を入れたいと考えています。三つ目は、ホームステイです。実は一番楽しみなことです。もちろん、ビーチプログラムなどもとても楽しみですが、マレーシアの民家の暮らしについて、とても興味があります。また長くなってしまいますが、興味があるのにはあるきっかけがあります。私はよく読書をします。そその中で最も心惹かれる本のジャンルは、ファンタジーです。ファンタジー系のアニメでは、「風の谷のナウシカ」が好きです。もちろん、マンガも全巻揃えてしまう程です。そんな中、小説(文庫)の中で一番好きなファンタジー系の本は、「獣の奏者(シリーズ)」です。話の内容では、作者・上橋(うえはし)菜穂子(なほこ)さんが実際に体験した民族の話など、どの作品にも取り入れながら物語を作っていくのです。私は上橋菜穂子さんの作品をほとんど読みました。何故、この話をしているのかと言いますと、上橋菜穂子さん自体が民族などに興味があり、何度も海外に足を運んでいるからです。上橋菜穂子さんはアボリジニ(先住民)の研究をするため、オーストラリアに行き、フィールドワークをしていました。そこで出会った事を、小説として書かれているのです。その世界にどっぷりと浸かってしまった私は、是非民家の暮らしを五感で感じ取りたいです。そして趣味であるイラストで、民家での暮らしを表現したいです。ちなみに、上橋菜穂子さんは"エスニック・アイデンティティ"についての本も出されています。私も読んでみたいと思います。(エスニック・アイデンティティ→人類学用語。民族集団への帰属意識、同類意識のこと。エスニシティを集団成員の主観的側面からとらえようとする概念で、エスニシティ研究の中心課題の一つ。)四つ目は、ジョージタウン市内見学です。私は高校三年間、バレーを行っていました。その中での思い出で、初めてのスターティングメンバーになった時、セッターの後輩が「宗教上での断食の影響で、試合に出られないため代わりに出てくれ」と言われました。私はとても不思議に思い、その子に色々と聞いていました。なので、私は宗教についてと、宗教のあり方について学びたいのです。五つ目は、先ほど挙げたビーチプログラムです。私自身、体型的に「運動できない」と思われます。しかし、運動はできなくても体を動かすことは好きです。なので海で沢山遊びたいです。あと、生き物も好きなので、是非クラゲを見てみたいです。マレーシアにいる生き物と触れ合いたいです。
 次に、マレーシアで興味があることです。一つ目は、マレーシアの文化についてです。事前にスマートフォンでマレーシアのことについて、調べてみました。まずとても驚いたことについては、物価の安さについてです。近年、物価の値段は上昇しているものの、日本よりも遥かに安いです。ここで、なぜ物価が安いのかを調べてみました。
一、 マレーシアは産油国であるため
二、 マレーシアには補助金制度があるため
三、 人件費が安いため
この三つが、主な理由であるそうです。一について。マレーシアでは油が沢山採れる程の産油国です。なのでガソリン代が安い時には一リットル六十円程度で売られているみたいです。マレーシア自体、資源が豊富であるため、物価が安いらしいです。二についてだと、マレーシアでは米・砂糖・油などに補助金が出されており、物が買いやすいとのことです。三について。マレーシアではたくさんの外国人労働者が安い賃金で働いています。そのため、人件費が安く抑えられ物価が安くなるという仕組みです。二つ目に驚いたのは、若者を中心に日本文化への興味と憧れがあることです。マレーシアでは、「東方政策(又は、ルックイースト・ポリシー)」と呼ばれる政策を行っています。日本及び韓国から労働倫理。学習あるいは勤労意欲などを学び、マレーシア経済の発展を目指しています。中には、日本のアニメやマンガ、音楽などに興味を持つ若者がいるということです。二つ目にマレーシアで興味があることは、先ほど述べた、マレーシアの民家の暮らしについて・宗教のあり方についてです。三つ目は、心霊スポット・都市伝説についてです。私自身が怖いものやオカルトが好きなので、是非マレーシアならではのスポットや話を聞きたいです。
 とても長くなってしまいましたが、私がマレーシアで学ぶことはここに書き出したこと以外にも、もっと沢山あると感じています。楽しむことも大切ですが、マレーシアでしか学べないことを体を張って積極的に行動したいです。今からとても楽しみです。マレーシアで様々なことを学びたいです。一つ一つの経験を大切にしたいです。  高3 M