児童養護施設

精舎児童学園

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新年度が始まりました

 心地よくそよぐ春の風が「この世界は素晴らしい、さぁ新しいスタートの一歩を踏み出そう」ってエールをくれているようです。学園の子ども達は、それぞれ進級入学し、新しい生活を元気に始めております。
 子ども達も応援していた侍JAPANでしたが、WBC(ワールドベースボールクラシック)では残念な結果となりました。スポーツ選手からよく聞かれる『ゾーン』や『無我の境地』と言う言葉。野球の打者なら配球や駆け引きをせず、来た球をただ打つこと。テニスにおいては、無意識に体がボールに反応する...などなど。これは心を無にすること「無心」などとよく言われますが、ここでいう『無』とは、物が存在するしないの「有る、無い」の「無い」ではなく『無』として考えることが自然でしょう。
 では『無』とは『無心』とはいったい何なんでしょう。それは、二心(ふたごころ)のない状態。すなわち「一心」であり続けることといえます。遊んでいる時はただ遊ぶことに、掃除をしている時はただ掃除に一心に打ち込むことこそ『無心』であるといえるでしょう。しかしながら、誰もが余計なことをついつい考えてしまい、一心でいることができずにいます。なぜこんなことになったんだ、なんで自分だけ、どうしてこうなったんだっけ......。余計なことを考え始めると、得てして良い結果は生まれません。一心に取り組めばこそ、それが成果に繋がります。暖かい気候に何も考えずボーっとすることは、心を無くしているだけで『無心』ではありません。
 木々が芽吹く遠景を...鳥のさえずりを...ただ一心に感じながら、冬の間に固く縮こまった心を軟らかくほぐし、新しい生活に取り組んでみてはいかがですか。
 新任職員3名が加わり、新しい風が吹き始めた精舎児童学園を、今年度も変わらぬご支援のほど、よろしくお願い致します。
                                    精舎児童学園 施設長  桑原 伯洲


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